ン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)などの決算内容がよければ、株価が落ち着くきっかけになるかもしれない。 ●相場の転換点は11月中旬以降 <クレディ・スイス証券 チーフ・ストラテジスト 市川 眞一氏> リーマン・ブラザーズFX(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)の会社更生手続き申請によって日本経済が直接受けるインパクトは限定的であるものの、間接的な影響は避けられないだろう。少なくとも11月中旬ごろまで東京株式市場は不安定な状態が続く可能性が強い。 ベアー・スターンズに続くリーマンの実質的な破たんはサブFXプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題を背景にしたFX米国金融システムの動揺が資本注入を含む強い公的関与なくしては、もはやコントロール不能であることを示しているようだ。 一方、ブッシュ政権はレームダックの様相を強めており、大胆な施策は新大統領の決断を待たなければならないだろう。 今後想定される最も厳しいシナリオは、マーケットが「次外国為替のリーマン」を探すパターンだ。バンク・オブ・アメリカBACによるメリルリンチMERの合併は、そうした連鎖的な不安の拡大を抑止する意味がある。目先は保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)AIGの動向が注目される。 11月中旬以降は、1)中間決算の発表時点で、名実ともに今期2けた減益が織り込まれること、2)解散・総選挙が終わり、日本政府が本格的な経済対策を行うこと、3)米国の新大統領が、より抜本的な策を打ち出すとみられること、4)インフレ懸念の後退を受け、欧州中央銀行(ECB)が利下げを実施する可能性があること──などにより相場の転換点になる可能性がある。 また目先、絶対水準での日本株の下落は避けられないが、相対的には東京株式市場が他の主要市場をアウトパフォームするだろう。 ●売り一巡後はテクニカル面で下げ止まりも <大和総研・チーフテクニカルアナリスト 木野内栄治氏> 日経平均は、3月17日のザラ場年初来安値1万1691円を割り込んできた。これまでのトレンドから分析すると、7月24日の戻り高値1万3603円31銭からの下げ幅は2000円に達しており、6月6日高値1万4601円からいったん7月16日安値1万2671円34銭で下げ止まった際も下落幅に一致する。テクニカル面では、値幅で届いた印象があり、売りが一巡した後は、いったん下げ止まる可能性が出てきた。 山一証券破たん時の日本株、ベア・スターンズ合併時の米国株は、いずれも株価的にアク抜けした格好となった経緯があるため、目先は自律反発のタイミングを読むところにきたのではないか。米国株式市場ではダウ30種平均.DJIが7月安値を割り込んでおらず、ここで米株がダブル・ボトムを形成するパターンになれば、日経平均も1000円幅の戻りを演じる可能性もある。 もっとも、リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)破たんにより、金融システム不安が一段と深刻化を増したため、当面の株式市場は予断を許さない展開になりそうだ。 ●クレジット取引の実態みえず不安定続く <日興コーディアル証券シニアストラテジスト 大西史一氏> リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)の破たんによる影響はしばらく続きそうだ。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)など同社のクレジット取引の実態がみえない。ディスクローズが先決だが、相当な時間がかかると予想され、それまでは金融市場も不安定な動きにならざるを得ないだろう。ポールソン財務長官がなぜ救済を見送ったのか、そのあたりの真意もみえず、市場の疑心暗鬼は消えにくい。 信用不安が景気に与えるマイナスの影響も考える必要があるだろう。米当局から何らかの明確なメッセージが出なければ株価のV字回復は期待しにくい。日経平均は予想PERベースでみると1万1000円割れの水準が3月安値と同水準になる。当面の下値メドは1万1000円どころとみている。 ●3月より不透明要因減少、明確な下げトレンドにはならず <モルガンスタンレー証券ストラテジスト 神山 直樹氏> 経済のファンダメンタルズをみれば3月よりも現在のほうが改善している。3月当時は対ドルで円が100円を割り込んでいたほか、原油価格も1バレルあたり150ドルを目指すのではないかという予想が広がっていた。さらに政府は金融問題に対して何をしてくれるのかまったく不透明だった。 現在は景気は悪いが、コモディティ価格は下落しているほか、ドル/円も比較的落ち着いている印象だ。政府もいろいろな手を打っている。株価は当面、ボラティリティが高くなりそうだが、日経平均.N225が下げトレンドを明確にして1万1000円を割り込むような展開は予想していない。 株価が大きく下落しているのは主に投資家のセンチメントが悪化しているためだろう。3月に金融問題が広がり、リスク資産から資金が逃避したが、今回の問題で、資金が戻ってくるのが3カ月くらい遅くなった感がある。 日米ともに政治にはあまり期待できない状況だが、米連邦準備理事会(FRB)がクレジット市場に介入するといったことをすれば相場の転換点になる可能性はある。 ●株価はかなりの部分を先取りして下落 <野村証券・エコノミスト 東田雅昭氏> リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)の破たんなどこれまでの動きを整理すると、金融ビジネスが、融資したものを持ち続けるという旧来型から、融資・証券化したものを保有者が転々とするニューモデルに移行する過程で、背伸びしていた業界下位3社が退場を余儀なくされたことになる。日本の土地バブル崩壊が10年かけて乗り越えてきたのに比べてスピードが速く、この点については対応の遅れによって生じるデメリットを踏まえれば注目していいだろう。 株価については、過去のバブル崩壊後の動きと比較すると、かなりの部分を先取りして下落したと言えるのではないか。投機資金が集中した代表例を挙げると、上海株式市場や原油先物市場となるが、これらは下げ率からいいところまで下げたとみることができる。 金融問題のイメージとしては、全体の損失に対して資本が7割程度充当された形となっており、数字の上では金融問題は峠を超えた感触だ。ここから危機が一段と深刻になれば、日本の金融危機の学習効果もあり、米政府も的確な対応をとると期待できるようになる。まだ時間を要すると思うが、出口が見えてくるのではないか。 ただ、峠は越えたとは言え、現時点では残り3割を埋める必要があるのは事実。もう1つ大きな破たんが先行き生じた場合、金融市場はとても持たなくなるので、それに警戒する必要があるだろう。 ** RANKING ** この記事が参考になりましたらポチっとお願いしますっ↓↓ タグ: ドル ポンド 為替 推奨 日経平均 Permalink Comments(1) TrackBack(1) clip! 遂にリーマン・ブラザーズが破綻! awt_fx at 13:33 A.W.Tの経済理論 以下ロイターからの記事抜粋です。 リーマン破たん、米金融部門で最大4万人のレイオフも=NY州知事 2008年 09月 16日 12:04 JST [ニューヨーク 15日 ロイター] 米ニューヨーク州のデービッド・パターソン知事は15日、リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)が破産法適用を申請したことなどを受けて、最悪の場合、米金融部門で4万人がレイオフされる可能性があるとの見方を示した。 記者会見で述べた。 知事は、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)のメリルリンチ買収と保険のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)の問題にも言及。金融部門の混乱がどの程度の影響をもたらすかは、何カ月あるいは何年経っても、わからない可能性があると述べた。 知事は、AIGの資金繰りを支援するため、同社がグループ内で200億ドルの資金を融通することを許可したが、納税者をリスクにさらすことはないとし、救済策はAIGの資金を保険子会社から親会社に移すことを柱としていると述べた。 知事は、金融部門の混乱について、クレジット市場の透明性が欠如していることにより生じたものであり、多くの取引は監督当局による「精査が不可能」だと述べた。 ** RANKING ** この記事が参考になりましたらポチっとお願いしますっ↓↓ タグ: ドル ポンド リーマン・ブラザーズ 為替 FX Permalink Comments(0) TrackBack(0) clip! バンク・オブ・アメリカがメリルリンチを買収へ! awt_fx at 13:26 A.W.Tの経済理論 以下ロイターからの記事抜粋です。 バンク・オブ・アメリカ、メリルリンチを1株29ドルで買収へ=米CNBCがWSJ紙を引用 2008年 09月 15日 09:58 JST [ニューヨーク 14日 ロイター] 米CNBCは14日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)を引用し、米大手銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)がメリルリンチ(MER.N: 株価, 企業情報, レポート)を1株29ドルで買収すると報じた。 ** RANKING ** この記事が参考になりましたらポチっとお願いしますっ↓↓ タグ: ドル ポンド バンク・オブ・アメリカ FX メリルリンチ Permalink Comments(0) TrackBack(2) clip! 2008年09月15日 クロス円急落、リーマン救済策が難航の模様 awt_fx at 10:26 A.W.Tの経済理論 GBP/JPY相場 おはようございます。 14日、現在問題となっているリーマン・ブラザーズの救済策が難航している模様です。 焦点となっているのは、リーマンの部門分割売却で政府が公的資金注入を求める買収先銀行団の主張と公的資金注入に二の足を踏んでいる政府側との対応の調整。 商談が決裂すれば金融危機はかなり危機的状況に発展することが予想されます。 今朝の急落はそんな不透明感からの売りでしょう。 また同様にサブプライムローン問題で巨額損失を出したメリルリンチはバンカメ(バンク・オブ・アメリカ)が単独で買収交渉に入った模様。 明日には今回の相場暴落で最も損失が小さかったと言われるゴールドマン・サックスの決算発表があります。 こちらも注目です。 本日は週末ブログに書いた通り、様子見を推奨します。 含み益がある方はさっさとリカクしておきましょう。 ** RANKING ** この記事が参考になりましたらポチっとお願いしますっ↓↓ タグ: ドル ポンド 為替 推奨 FX Permalink Comments(0) TrackBack(0) clip! 2008年09月12日 米